STATEMENT


[PROA]の原動力                                          

 

[PROA](プロア)とは、大航海時代にミクロネシア諸島を行き来していた帆船の一種で、長さ8メートル、幅は60センチ足らずの細長い胴体に大きな帆を張って大海原を駆け回ったといわれています。1521年にグアム島を初めて発見した、かのマゼラン一行も、無数の小型プロアがものすごいスピードでミクロネシア海上を走る様子をみて驚き、「空飛ぶ快走帆船(flying proa)」と呼んでいたとされています。わたしたちは、この帆船のように、受ける風を推進力として進む小さな船でありたいと思っています。

 日本の経済成長の裏側で失われたライフタイルや価値観、時間への観念は、今多くの人々の間で見直され、生き方を問い直す分岐点に来ています。同時に、人口減少や高齢化社会、経済縮小といった大きな社会問題は、音を立てて我々の日常に迫ってきています。わたしたちは、こうした社会問題に対峙し、クリエイティブな発想で、地域の文化やその魅力を発信するプロジェクトを展開します。企業や行政、教育機関など地域をとりまくさまざまな人々と手をとり、知恵を絞ってプロジェクトを行うことで、ともに支えあう地域社会の創造に貢献します。そして、わたしたちひとりひとりの社会への関わり方そのものが、実験であり挑戦であり続けたい。そういう思いからこの活動を立ち上げました。